旅の準備

東北〜関東の太平洋沿岸を下る
ジムニーひとり旅 3,600km

4×4MAGAZINEの掲載とはまったく別の記事です

旅の準備

ジムニーJA11は、いつもは屋根付きのガレージ(2004-04)に停まっている
趣味の写真撮影とか、取材に出かける時にしか乗らない。
1年間でも、30回も乗らない。
車は古くてヘコミやキズもあるが、いつもワックスがかかりピカピカ。

5月のGW中は、特に短期間で長距離を過酷な走りとなるので、出る前に点検と整備をすることにしている。

旅の出る前に、エンジンの不調を感じていたのでプラブなどを交換することにした。

また、旅への準備として、岡村流アイテムを紹介しよう。
ジムニーにはカーナビと別にノートパソコンを搭載している。
その収納についてのカスタムを少し紹介。

また、1週間分の食材を、軽量でコンパクトに保存できる方法も紹介しよう。




大雨でエンジンの調子が悪い

旅に出る2〜3週間前に、大雨の中を走っているとエンジンが止まりそうになった。
アクセルを踏み込むと、ノッキングするような感じで、エンジンの回転が上がらない。停車してアクセルを踏み直すと通常とおりの回転が出る。そのうち天気も回復してしばらく走っていると普段と変わらずエンジンは調子が良い。

いきつけの車屋さんでエンジンルームを開けてみるが、これと言っておかしくない。
以前に、LJ20でも同じようになり、プラグ交換やプラグ線をいじったり、ポイントを調整したりした経験がある。
また、乗用車でもエンジンルームに水をかけて洗浄した後に、同じように力がなくなり走らなくなったこともあった。

結果的には、LJ20の場合はプラグコードの不良。
乗用車の場合はプラブの周囲に水がたまり不具合を起こしていた。

(@JA11の古いプラグ)

(A新しいプラグと古いプラグ)

(B隙間ゲージ)

(Cゲージで隙間を測定)
そこで、電気系を確認することにした。
JA11のプラブを外してみると、@のようにプラブのガイシの周囲が錆びていた。ここから水が入るとは思えないが新品のプラグに交換することにした。

また、プラグの点火する部分Aを見ると、平らで正常なのに、周囲が丸くなっていた。(見比べても解る)
また、プラグの隙間をBのゲージを使って確認をしてみた。
Cの左が新品で隙間は0.8ミリ、真中が0.9ミリ、右が1.1ミリと古いプラグは間隔がバラバラだった。

次ぎに、JA11のプラグコードも交換することにした。
古いコードを目視した限りではヒビが入っているようには見えなかったが、私が乗り始めてまだ1度も交換をしていなかったので今回換えることにした。

雨が降ってエンジンルームに入り込み少し痛んだコードから水が浸みていたのだろか?

特に、目で見て解るものではないので気持ちの問題かな?


プラグとプラグコードも新品にして、その後の走行はまったく調子が良い。
走りが体で感じるほどではないが、少し加速が良くなったと感じたのは、気のせいだろうか?

もちろん、エンジンオイルとオイルエレメントは交換した。

さ〜あ、これで思いのほか楽しい走りとなろう。

旅で、新潟から磐越自動車道で大雨に出くわしたが、エンジンは快調だった。




車載用ノートパソコンの収納

JA11には、走行中にGPSとして使用する、カーナビとノートパソコン(2002-09)を搭載している。
ノートPCは、PCスロットルにGPS用のCFカードを差し込んで屋外にアンテナもつけて、カーナビとして使っている。
PCでは、ゼンリンの地図上に現在地を表示でき、走行とともに地図が画面の中で動く。自車は画面の真中に表示して周囲が動くようになっている。
何が便利がいいかというと、マウスをスクロールさせると地図の縮尺が自由に変更でき縮小から拡大まで思いのまま見ることができる。これで普段の地図BOOKはみなくて済む。

時折、天気が気になる時は、携帯電話に接続してインターネットもできるように装備している。

ちなみに、車にはバッテリーが2個(2005-03)積まれている。エンジンを止めた状態でもサブバッテリーでDC−ACコンバーターを経由し供給でき、PCバッテリーが切れても約1時間以上動く。

しかし、不便さがひとつあった。
走行中には、パソコンはベットになる台の上に置いて動かないようにPCバックに入れバックと台をネジ止めしていた。
走っている時はいいのだが、寝るときにPCを取り外して別の場所に仕舞わない寝るには不便。
時間は掛かるし、ノートPCはコンパクトではあるが、いざ仕舞うとなると場所がなく、電源コードやアンテナ線やマウスなどを外さなくてはならない。

そこで、短時間で収納できる方法を考えたのである。

以前は、このようにベットの上に置いて走っていた。
その後は、PCを専用の布のバックに入れて、ベッドの板とネジで固定させていた。
しかし、寝る時に、収納時間や収納場所にも一苦労していた。

そこで、考えたのが、パソコンをベットの中に隠すこと。

ベットにPCを置く位置を1段下げてPC本体を埋め込むことにした。
キーボードも見えなくなるが、操作はマウスのみでOK。

1段下げた位置には、電源アダプターも入れて周囲もスッポンジなどでPCのズレを止め、走行中にPCが動くのをとめた。

PCも作動していると熱を出すので、1段下の台には隙間をつくって熱を放射できるようにしている。

PCを1段下に置き、その上に板で蓋をした。
画像では、その天板に網の皿(小物入れ)を固定させている。
何でも、ポイト投げ入れることができて、これもかなり重宝している。
ただ、外から車の中を覗かれた時に、いろんなものが見えるので要注意だ。車を離れる時は、この皿(入れ物)の上にタオルや服を被せることにしている。
見て解るかどうか? 小物入れの下にPCの本体があり、画面だけがベットの下からたちあがっている。

寝る時には、PCの画面を閉じて、小物入れと、もう1枚用意した天板を交換するだけでベットがフラットになる。その交換時間はほんの1分足らずである。これは、思った以上に便利であった。
ちなみに、その周囲にU字の金具があるが、それは荷物のズレを止めるものである。後ろから荷物が運転席にころがり落ちないようにしている。
このU字の金具のチョウチョネジを使って、寝るときには手で回してネジをとり外すようにしてある。

また、GPSの他にも最近では絶対にPCが必要となってしまった。
現在では、一眼デジタルカメラを使っているので、長旅ともなると数枚のCARDだけでは足りない。
また、画像の記憶容量も大きくなりデーターを保存しなければならなくなった。
ちなみに今回の太陽絡みの撮影は一眼デジタルカメラ(約600カット)とポジフィルム(約650カット)で撮っている。

撮影した画像を、PCにも移動させて保存して、もしものために、CDかDVDかHDDにも複写もしなければならない。
今回の旅でも、デジカメ画像は3GBを越えていた。
CARDを落としてもいけなし、間違って消してもいけないので、小まめな保存が必要不可欠となった。
寝る前に、食事をしながらPCやHDDに移動、コピーをする。

終わるとPCの画面を閉じ、そのまま布団を引いて寝る。
この作業が、簡単になった。
また、朝に逆に布団を後ろに折り曲げ、PCの画面をたちあげるという簡単な動作。

いや〜あ、お見事!




自炊を上手にする方法

旅に出て自炊をするというのは普通では面倒でしないだろう。

しかし、私のように写真撮影で特に、朝日と夕日を狙うとなると時間は無茶苦茶な時間配分となる。
そして、みんなが観光する昼間の時間帯はウロウロせずじっとしている。
その時間帯こそ、体を休めるときであり、ゆっくりと食事をするときでもある。

ただ、食事をするのには少しの拘りがあり、有名地や街から少し離れた自然の中で腰をおろして景色を見ながら食事することにしている。このゆったりした時間帯こそ、本当に旅をしている実感が湧いてくる瞬間でもある。

旅での食事は、自炊(天気が良い昼食)、朝食にはパンとジュース、夜はコンビニ弁当かむすびなどを食す。
この自炊の時の食材について説明しよう。
だいたい1週間くらいの旅を前提に考えてほしい。
旅の1週間前にスーパーに行き買物をする。

だいたい8,000円弱の買物でかなり豪華な食事が揃う。
これをクラーボックスに入れて欲しい時に食べる。

ジムニーは狭い積載量で、限られたスペースを有効に使うためには、自炊の食材を、いかにコンパクトにして長時間保存させるかが課題。

そこで軽量さやゴミ減少を考慮して食材の梱包には気を遣い、事前に準備しておくことにしている。
肉などは3〜4切れ程に分け種類別にラップに包む。
冷凍ピラフ(2人前)も2種類買い、1袋を3等分すると6食分になる。
ハンバーグやウインナーやスモークハムなども同じく2〜3切れに小分け。
それらを全部冷凍食品化させる。

今回も最後まで肉の色も変わらず昼食として5回も自炊できた。
ちなみに、クーラーボックスの中は臭くなっかた。

注意は、8日ともなるとさすがに家から凍らせた氷(1.6リットルペットボトル×2本)は溶けのるで、途中にコンビニで角氷は買い足さなければいけない。 水も10リットル持っている。



また、調味料もできるだけ小さなモノに入れる。
調味料も、イザという時には、種類が多いと味付けには小まめにでき、美味しく食べれる必要アイテムである。

事前に小分けしていた食材は、すこしづつチョイスして少量で品目数を増やすことが可能だ。
食べたいだけを出すのでお腹と相談しながら食べれるのもいい。

また必要なモノだけ出すので他の食材が陽にあたることもなく、少しでも長持ちさせることにもなる。

フライパンひとつあれば、焼いてそのまま皿にもなり、後始末も簡単。

ベリーグッドよ!

景色の良い所で、テーブルを出して椅子に座ってゆっくりと食べる。

テーブルもカメラの三脚を使って、アジャスターでワンタッチに取り付けが可能。三脚の脚を自由に伸び縮みできるので、地面が傾斜でも大丈夫で、自由自在に高さ調整ができるのです。

なんと、幸せなことだろう。

この後は、昼寝の時間とお決まり。



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従来通りのベッド長を確保しつつ、荷物の出し入れを車外に出ずに行うために、ベッドの天板を半分にし、運転席の後ろ側のベッドを取り去った。 走行中にう荷物の転落を防ぐため、ベッド後部にパイプを装着。ボデイーとパイプの間にゴムを渡して荷物を縛る。 左右に渡す梁は、運転席側を取り去り、後部は残した。前部は梁の位置を下げ、L金具で補強。 ゴムを止めるボディー側は、窓の保護棒を利用。廃品利用で2本に増設し、保護効果も高まった。 向かって左下部に救急道具(牽引ロープ、ブースターケーブル、予備燃料等)や食事道具、ランプ類などを収める。 ベッドを組み立てたまま走行できるようになった。この状態で3段の棚が出来たことになり、ベッド上にパソコンや地図、カメラのレンズなどを置いて走行できる。 ベッド上に置いた荷物が走行中に滑って運転側に落ちるのを防ぐため、幅木を装着。些細なことだが、その効果は絶大だった。 太陽が沈むに従って、海面から橋脚が紅く染まる。瀬戸内海の島々が霞み赤と黒のコントラストがなんとも綺麗だ。 松林大利明林道(野村町)。林道はフラットで、路面も走りやすかった。 佐田岬を去る時にふと振り返ると朝靄が海に向かって浮遊していた。 牛ノ峯林道(双海町):愛媛県、双海町の牛の峯(標高896m)と内子町にまたがる林道。行き止まりで、向きを変えた。 佐田岬物産センター「三崎猟師物語り」三崎漁協直営店。アワビ、サザエ、、伊勢海老等が生きたまま販売されている。 サザエのつぼ焼きの横で、伊勢海老を焼いていると、気になってしょうがない。つぼ焼きでは、日本酒と醤油を少しいれる。 刺身にした伊勢海老を味噌汁にした。狸組のツーリングでは伊勢海老をがメニューになったのは始めてだろう。 標高1,485mの天狗峰を最高峰に25kmにわたって広がる、日本三大カルストのひとつ。北には石鎚連峰、南には室戸岬や太平洋を一望できる視界360度の見渡す限りの大パノラマ。天狗高原の緑の牧草に白い石灰岩の風景の中で牛がのんびりと草を食べる姿を見ていると・・・。 亀の井(うどん屋)。みんなのリクエスト通り、美味しいうどん屋さんにお連れしました。みんな「しょうゆうどん」を注文し、替え玉を注文していた。 今回のツーリングに参加した広島の仲間、「狸組」の面々。中央の白いジムニーJA11が私・岡村の愛車です。 愛媛県今治市と大島を結ぶしまなみ海道の来島海峡大橋に沈む夕陽。撮影場所は大島の「亀老山」展望台。 本文下の(説明 2)、お読みください。 本文下の(説明 3)、お読みください。 本文下の(説明 4)、お読みください。 本文下の(説明 5)、お読みください。 本文下の(説明 1)をお読みください。 地図を見ているのは、今年高校1年生の我が家の長女、好恵です。娘も、時々私の趣味の写真撮影に付いてきます。 私の愛車、ジムニーJA11の車内灯は、何と運転席側のBピラー上にタバコの半分大のものあひとつついているだけ。これでは、夜の暗がりの中で、地図もまともに見れません。 車線変更ラクラクミラーM2Voi  M2は、ワイドタイプのミラーとしても使えるし、1/3だけ別角度に向けて、サブミラーとして使うこともできる。左ハンドルの車にも対応できる。 M2ミラーを裏からみた図。ボールジョイントを使って、サブミラーが自由に動かせるようになっている。詳しくは、ケイズコーポレーションのホームページ「http://keizu-corp.com/pc/」をみて欲しい。 (説明 1) (説明 2) (説明 3) M2サブミラーを助手席窓に合わせると、左上の図のCの位置のクルマがこのように見える。 本来、Cの位置のクルマは、このように振り返って目視しないと見ることができない。 Aの位置の車は、M2サブミラーでは見えないが、Bの位置では、とてもよく分かる。ただし実際は、ヘッドレストがもっと大映しになってしまい、ちょっと見づらくなる。 M2ミラー装着前の状態。ワイド型ミラーをつけていた。左サイドの純正ミラーも、たいした視線移動なしに、フロントウインドゥ越しに見ることのできるもので、気に入っている。 中古のエアコンユニットを探していたら、折良く部品取り用のクルマが手に入った。こちらも前部衝突の事故車だったが、運良くエアコンユニットは無事。被害は及んでいなかった。 ●本文の終わりに説明● ジムニーJA11のエアコンユニット  これが部品取り車から取り外したエアコンユニット。クーリングファンの下にあるのがコンデンサー。細いフィンと冷媒の通る管からなる構造はラジエターに極似している。実はエバポレーター内部のこれとよく似た構造なのだ。 部品取り車のエアコンユニットの取り外し作業をする私。難しいところはプロに手伝ってもらった。 年式によって構成パーツが異なる  上が平成4年式、下が平成6年式ジムニーのリキッドタンク部。冷媒も違うが、使用するパーツも微妙に異なっていたため、丸ごと交換することにした。 オゾン層を破壊しない冷媒  右が古い冷媒。左がオゾン層を破壊しないと言われる新しい冷媒(HFC134a)。どちらも詰め替え用ガスとして入手できる。内容量は200g。 エアコンの不調の原因はココ  この部分、黒く汚れているのがおわかりいただけるだろか。衝突の影響だと思うが、コンデンサー下部が壊れ、パイプから冷媒が漏れていた。 エバポレーターについてホコリ取りは大変だった! @エバポレーター上部の樹脂製カバーを外した状態。フィンにホコリが・・・。 Aホコリを取るのに様々な方法を試したが、結局この方法が有効だった。 B集めたホコリ。どうです。63000km走行でこの量。ゾットします。 C最後に、洗浄液(速乾性タイプ)をシュ〜と万遍なく吹きかけて終了。 秘密基地のできるまで@ 本邸裏手、ガレージ予定地の整地。経費を浮かせるため、ユンボとダンプを借りて自分で作業した。 秘密基地のできるまでA 道路とツライチになるまで掘り下げた。これは1階のガレージにクルマを入れやすくするための措置。 秘密基地のできるまでB ガレージの基礎を打ち、木製の柱を組み立てたところ。2階建てで、上下とも各31uの広さにした。 秘密基地のできるまでC 完成!!ガレージにはシャッターを取り付け、外気をシャットアウトできるようにした。2階も窓付きとした。 1階のガレージにはクルマやバイクを収納。胴体部がコンテナになったサンダーバード2号よろしく、キャンプ道具を積んだジムニーが待機している。 秘密基地の司令部となる2階の部屋。サンダ-バードでいうなら「多機能宇宙ステーション」。ネットを通じ、あらゆる情報が入手できる。 壁には、予備の燃料タンクやグリル、ラジエター、エアクリナー等も吊ってある。 LJ20のウィンカーやライトなど、バラバラにしたパーツを箱に入れて保管している。 スチール棚を3組並べ、ジムニー(LJ20)の予備エンジン2基、ミッション1基、トランスファー1基などを保管してある。 2階は、私の「趣味の宝物」がある。回転椅子360度回転せば、それらはいつでも手に取ることができる。また、ここは情報を集め、整理し、次の遊びをいかに楽しくするかを作戦する部屋でもある。写真の自転車も、サンダーバードメカのごとくいつでも出動可能なのだ。 岡村博文(広島県)  四駆とカメラ、ツーリングと温泉、そして旬の海鮮モノが大好きなエリアレポーター。愛車はジムニーLJ20とJA11。 最初はリアの荷台に蓋がわりの板を渡し、ボディー同色にカラーリングしていた。 荷台に渡す板は収納時のことを考えて板はこのように2枚に分割可能とした。 分割式とした2枚の板は金具で連結するようになっている。 愛犬ログを乗せるスペースを作った。脱落防止の柵は、長男の使っていたベッドの手すりを加工して作った。ログもなかなか気に入ったようで、手すりにアゴを乗せたりしてリラックスしながら乗っている。 1999年に行った紀伊半島・十津川ツーリングにて。たぬき組の中には古いジムニーを愛する者が多い。 助手席から荷台にかけてベッド板を設置したが、荷台の上にまたがるバーが曲者だった。このバーのおかげで寝返りがうてず難儀した。 助手席を外した場所には荷台と同じ高さになるように木製フレームを設置し、その上に板を渡した。 助手席後ろに取り付けてあったスペアタイヤは、このように荷台に渡した板の上に固定してみた。 LJ20用オリジナル幌・最新バージョン   LJ20に乗る友人が先に作った幌を参考に、自分のアイデアを盛り込んで設計した最新版のオリジナル幌。幌の取り付けや取り外しの時間が短く、ドアも脱着できる。いろんな状況に対応可能で、個人的にかなり気に入っている。製作は近 ミシンを使って自分で縫った初代幌。堀ドアはボロボロだった純正幌を修理したもの。 幌ドアを取り外せばビキニトップ仕様に・・・   新型幌もビキニトップ形状。ドアを取ればかなり爽快だ。 幌側面にも工夫がある・・・   幌側面は純正幌骨に結びつける。幌の横幅に余裕があり、雨滴が進入しづらくなった。 透明フィルムの取り付け・・・   リアの透明フィルムは、このように紐を使って、純正の幌骨にくくり付けるようになっている。 折り畳めばコンパクト・・・   幌も幌ドアも外して折り畳んでしまえばこんなコンパクトになる。収納性は純正の比ではない。 透明ビニールで密閉・・・   雨の日、寒い日は透明なビニールシートで後ろ側の空間を遮断する。 これがテント屋に頼んで新たに造り起こしてもらったオリジナル幌。使い勝手は素晴らしくよくなった。 風通しをよくしたい時は、このようにハーフドア仕様になる。 幌と幌ドアの密閉性が向上し、キャビンは雨漏りしなくなった。 幌ドアはこのようにジャンパーを使って開閉するようにした。乗り降りは多少面倒になったが、全体の密閉性が向上した。 トランスファーギヤが折れ、グチャグチャに・・・   図はLJ20のトランスファーギヤ。走行中に四輪ロックした事故の後にバラしてみると、ギヤが折れ、ギヤボックス内がグチャグチャになっていた。左図中、グレーに着色してあるのがトランスファー周りで交換した部品。オ 写真はトランスミッションのハウジング。ニコイチでパーツを揃えるなどして整備した。 こちらもトランスミッションのシャフトとギヤ。サードギヤまわりでは、新品の純正部品が入手できないものもあった。 標高560mの高台にあるタヌキの城(ログハウス)。手作りのため、完成までに7年かかった。 1992年に水漏れしていたラジエター本体を修理。1993年にはサーモスタットと冷却水まわりのゴムホース、そしてゴムホースを止めるクランプ等を全て交換した。 LJ20−1型はもともとオリジナルは助手席のヘッドレストがない。これを探し続けていたのだが、偶然にも解体屋でお目当てのシートに出会うことができた。 バネがヘッタっていたので、バラして鉄の板を追加、フレームも塗装した。 前回に引き続き、我が愛車LJ20の10年間の足跡をご紹介します。「ジムニーは等身大のオモチャ」とはよく言ったもの。幌の作成に始まって荷台の蓋、愛犬用のスペースまで、クルマを様々にカスタマイズして楽しんでいます。いや〜ジムニーってホント、いいですね。 岡村博文(広島県)  四駆とカメラ、ツーリングと温泉、そして旬の海鮮モノが大好きなエリアレポーター。愛車はジムニーLJ20とJA11. 写真上段:自作幌&ハーフドアを装着した愛車で砂浜を駆ける私。若い!写真下段:ハーフドアはビニール製。このように座席側面のバーにスナップボタンで取り付ける。車体にも同じバタンを付け、バタ付きを防止した。 自作の初代ビキニトップ(左)と外注の二代目ビキニットップ(右)   左が自作幌(ビキニトップ)。ビニールとナイロン布で3層構造にして、ミシンを使って自分で縫った力作だ。ボロボロの純正ドアは、1回糸を抜いて、同じ穴に糸を通して補修した。 安全のために後付けしたロールバー。助手席に座っているのは10歳当時の息子・康弘(現17歳)です。 別表で下記に説明 純正ホックで簡単脱着:自作の幌には純正同様スナップピンを付け、脱着が容易に行えるようにした。ミシン縫いの苦労の跡、見えます? エンジンも換装した:電装パーツ類も少なく、エンジンの積み下ろしから組み立てまで、さほど困ることはなかった。 ミッションの脱着作業は知人の自動車整備業者のピットを借りて行った。 クラッチ板、クラッチカバー、フライホイール等をバラして具合を確認した。 左が古いクラッチ板。磨耗していたので交換した。右が新品のクラッチ板だ。 20年間大切に保存してきたパブリカ 昭和42年(1967年)式トヨタパブリカ・ピックアップUP20。地元の消防車だったのを手に入れたのは1981年。私が売った後に、6月に行われた「名古屋ノスタルジックカーショウ」に出品されていたらしい。 保存状態は良好。リアまでキズひとつない。790ccのピックアップで、小型貨物登録だ。 走行距離は13,903km。メーターは速度計だけのシンプルなもので、140km/hスケールとなっている。メーターの下の「ならし運転の速度制限」というステッカーが時代を感じさせる。 1992年式JA11(手前)と1972年式LJ20(奥)。どちらもそれぞれに素晴らしい魅力があって、甲乙付けがたい。 なぜか買ってしまったSJ30(書類付)。でも、この原稿執筆中に新しいご主人様が決まった。 これがLJ20の部品取り車。半分土に還りかけているように見えるが、私には大切な宝の山なのだ。 本文最後に別記あり 「今やカメラとジムニーは私のライフワーク」。と言ったら少し大げさかな。でも、それぞれに思い出深い出会いがあるんです。今回は、私の友人となってくれたカメラ&ジムニーとの馴れ初めを語ってみようと思います。 エイアレポーターになり、写真を趣味で始めてから揃えたカメラ機材(別に300mmがあります)。デジカメは撮影の場所と時間をメモするのに使います。 <走行時は2段の棚>上にはカメラ機材とクーラーボックスや着替えなどを載せ、下には非常時の道具とキャンプ用品を載せる。 <アイデア窓も用意>ベッド板の後方部(上)は車の中から下の荷物を取り出す為の窓。右にはベッドの延長板が格納されている。 <ベッド最大利用時>カメラ機材は運転席に載せ、クーラーボックスと衣類を入れたボックスを車外に置けば子供計2人就寝可能。 ベッドの下に収めている工具一式。これに、カメラ機材、キャンプグッズが私の三種の神器。 補助フレームにもひと工夫。はめ込み式でネジを使わず縦・横のズレをしっかり固定できる。 <これがひとり旅の時のスタイル>ひとりで旅行する場合はこのままでもOK。上の写真のアイデア窓を使えば車外へ出ずとも棚下の雨具や長靴が取り出せる。降雨時にも便利志極。 助手席を外さずにベッドを造るために色々考えたが、助手席をフルリクライングさせ、その上にベッド板を置く方法を採った。 倒した助手席の上にベッド延長用の骨組みを組む。この骨組みはスライドで収納可能。下に伸びる脚もすぐに分解可能だ。 <コンパネを使ってキャンピングベッドを自作>ジムニーをカメラ機材、車の工具、キャンプ用品一式を載せる「移動の宿」にしたい。というわけで、棚兼キャンピングベッドを自作した。設計から完成まで1日。材消費は5000円だった。

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1102002/01/03よりカウト628