太平洋を目指し走る
昨日のルート変更をして夜中に走ることにした。
田沢湖から盛岡市〜R455号線を太平洋側を目指して走る。R455号線はなぜか遠かった。
途中で眠くなり、30分ほど仮眠をして、北山崎の駐車場に着いたのが、時計の針は12時を回っていた。
広い駐車場に、たった1台のジムニー。
午前4時に時計をセットして寝た。
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(4時28分)
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北山崎あたり 弁天崎より朝日が昇る
起床は4時前。
薄暗いが、とにかく撮影場所を探さないといけない。
北山崎の駐車場から展望台があるようだが、東の向きに岸壁を入れて撮れるのだろうか、とても心配になり近くの岸壁を探すことにした。
しかし、走れど・・・らしき場所が無い。
空も明るくなり、もう北山崎には戻れない。
見つけた場所が、“弁天崎”(これって帰宅して地図で調べて解った地名)で、右の上のほんの5分前に車を停めた。
日の出とともに弁天崎がシルエットとなり綺麗な景色を見れた。
三脚を立て、カメラを2台セットして、レンズを足元に用意。
4時28分が上の写真で、下が4時30分に撮影したものだ。
なんと、ぎりぎりセーフだった。
ほんの2分足らずでこんな動いてしまうのです。
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(4時30分)
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落ち着いて周囲を見渡すと、海面がとても綺麗だった。
海面が青白く見える。
潮の流れがくっきり見えて海面に別の流れのように見えた。
これはデジカメ画像だが、ポジ撮影の写りに期待をした。
太陽が赤く、海面がもっと青く、潮の流れが白と、撮影できていたらプロかな?
後日になるが、「朝陽&夕陽の旅」でお見せすることを約束しよう。
眠気も覚める綺麗な景色だった。
満足・大満足!
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上の写真から20分後には、こんな色になるのです。
少しアンダー気味ではあるが、色温度も上がり赤くなる。
なぜか、漁船が弁天崎の前に1度だけきた。
停まって漁でもしてくれれば最高だろう。

左より6〜7分後であるが、撮影方法を変えるこうなる。
実際に目で見る色はこちらが近いだろう。
しかし、本当に綺麗な海色だった。
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北山崎あたりから、鵜の巣断崖までの海岸線でも、リアス式海岸を見ることができる。
北山崎は三陸海岸で高さ200mの断崖が8kmと連なっているのがすごいぞ!
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鵜の巣断崖も迫力満点
北山崎とならぶ三陸を代表する断崖絶壁。鵜の巣というのは断崖の中腹に海鵜の巣があることから名付けられた。
5つの断崖が交互に出て屏風のように見える景勝地を見た。
200メートルの落差の断崖は圧倒的なスケールだった。
しばし断崖と太平洋の壮大な眺めを見入った。 |
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弁天崎で朝日撮影を終え次にむかったのは、鵜の巣断崖。
朝も早いせいか、駐車場にはひとりだけ。
朝食もまだなので、どこか景色のいい場所で食べようと思い断崖の方へ行ってみる。
展望台がある方向には歩道が付いて、季節的に桜が咲いて、なかなかいい。朝日を浴びた桜の花がよりピンクに見えとても綺麗。
あれでも駐車場から1kmは歩くが、アップダウンはまったくない。
車椅子でも行けるように段差も無かった。
ガイドブックでも見る、鵜の巣断崖の景色は、断崖の上にある展望台から見れる。
写真ではあまり高さを感じないが、結構高い位置に展望台はある。 |

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景色もいいし、天気もいいし、持参したパンとジュースを展望台の脇になる椅子に座り、岸壁に打ち寄せる波や、太平洋の水平線を眺めながらホウバル。
少し遊歩道を歩いて南東側に行くと、そこからも絶壁でなかなかの景色だ。
歩道の柵を乗り越えて真下をみたいが・・・。
ちょっとだけ、やってみたのだ。
お〜恐ろしい!
なんて、冗談は、ダメよ。
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月山の夕日撮影
山形県の出羽三山で有名な月山(がっさん)ではなく、岩手県宮古市の重茂半島(おもえはんとう)にある標高456mの月山である。太陽が沈む西方向に宮古湾を眼下に一望できる。
途中の白浜峠からはダート4kmで頂上。
午後1時頃から5時頃まで空には厚い雲で時折雨もポツリポツリと落ちる。
頂上では、風も強く、ダート道の途中で風を遮る場所で、自炊をした。
その後は、また昼寝。
しかし夕日の時間には、澄み渡った空で、運の良さにニッコリ。
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(月山へのダート道)
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(月山の頂上)
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(月山の展望台から宮古市を望む)
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(カメラのバックは太平洋が丸く見える)
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月山は重茂半島に位置する。
その展望台から北をみると先端に閉伊崎。
展望台から急に低い位置が台地なような地形になっている。
ここからの朝日も見てみたい気がした。 |
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撮影時刻には、大して風も吹いていないのに、防寒着と毛糸の帽子を被っても寒いこと。 |
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重茂半島の北部に位置する月山から夕日を撮影し終わったのが午後7時過ぎだった。
その後、トドケ崎に行くための1本の遊歩道の入口に向かった。
トドケ崎に立つためには、コースを選ぶことはできない。
その駐車場までの道は大型バスなど入れそうにないくらい狭い道なのだ。
それが、本州の最東端というのにまったく観光されない理由だろう。
駐車場に到着し夕食のコンビニ弁当を食べて撮影の貯めの準備をし終わって就寝したのは午後9時過ぎだった。
寝るときには空には満点の星で明日の天候はよさそうだった。
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