奥々八九郎温泉に集まる者は、なぜか私と気が合うのはなぜ?
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朝4時すぎに目が覚めたが朝陽の撮影には狭い渓流で無理と判断。
さっそく朝風呂と決めタオルを持っていく。
明るくなって温泉の全景を見ると温泉は脱衣場もない林道脇にある野湯。ダート林道の脇にある自然のジャグジー露天風呂だった。
マガジンの中ではここで滋賀県ナンバーの女性が登場するが、本当はその前の話があるのだ。
一番風呂と思いきや、湯ぶねには若い男女カップル(25歳くらい)の方が先客でおられた。
男性は浸かっていて、女性は足だけをお湯に浸けていたので、「入ってもいいですかと?」了解を得て入浴。
とにかく、狭い湯ぶねに入る分けだから、女性はこちらが見えなくはなく、目線を気にしながらの入浴となった。
お二人の邪魔をしたかなとも思いいつつも、話は相手からしてこられた。
ちょど湯ぶねから出るようで、デジカメで撮影されていた。私もデジカメ(小型)を持っていたので、その彼女に撮影をお願いしたら、私にポーズを迫ってくるのです。手を揚げてとか、最後には立ち上がってとか?
下にある画像で私が湯ぶねに浸かっているものは彼女が撮影したものです。(見せられる画像だけ掲載)
おそらく、全身を見られていたであろう・・・。
タオルも外にあるでしょう。
出腹も・・・。
しかし、愉快な方々であった。
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(自然ジャグジーなのだ) |

(真中から周りに4ケ所ほどに湯を流している) |

(子どもの手なら入りそうは穴からお湯が出ている) |

(林道の道脇に露天風呂がある) |

(小坂町から奥は八九郎温泉までのダート林道)
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下奥々八九郎温泉 野湯 秋田県鹿角郡
東北に行くのでいい温泉はないですかと、去年取材させて頂いた広島在住のいすゞロデオに乗るAWLクラブの福原さんに聞いていた。すると野湯で八九郎温泉なるものがあると。赤色した湯ぶねの真中から周囲に4個の湯ぶねがあり真中から分散されて流れている。真中の湯ぶねは2〜3人がやっとだが自然に噴出する自然の泡は天然ジャグジーだ。地面から白い泡がボコボコ音を立てて噴射している。地面からお湯と泡が同時に力強く吹き出る温泉を見たのは初めてだ。お湯の噴出口に手を入れてみると子どもの手なら入りそうな穴が開いている。この温泉は、私のベスト3に入る温泉として記録しておこう。
帰ってあとで調べてみると、源泉温度は44度、泉質は「ヒドロ炭酸泉」、八九郎さんという方が名付けたようで、八九郎・奥八九郎・奥々八九郎の3ケ所があり、その他にも小さな源泉みたいなものがあるそうだ。
私が入ったのは奥々八九郎だった。
この温泉をよく知っている方は、夏場はアブに要注意だという。かなり手ごわい相手らしい。
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湯ぶねには若い女性とふたりっきり
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と・・・そんなことがあったすぐ後のことなのです。
湯に浸かっていたら滋賀県ナンバーの車が前を通った。
その運転手(女性ひとりで若い)が来た。いきなり後ろ側で服を脱いで「入ってもいいですか?」「ハッハ〜、よければ、どうぞ!」。その姿は水着ではなく、バスタオルを身体に巻いているだけ。
目のやりように困った。「おひとりで旅ですか?」「どれくらいの休暇ですか?」「何処へ行かれます?」
彼女から「写真を撮ってもらえないですか?」など。
小さな湯ぶねの対面に座られてドキドキしていた。
先ほど、かなり笑いながら愉快に30分過ごしたすぐ後のことで、すっかりノボセテいたのです。
そこに若い女性が私の前に、足を伸ばせば当たりそうな位置におられるのですから。
さすがに、女性はバスタオルを身につけているが、私のタオルは湯ぶねの外。
彼女が正面に座ってしまい、だんだんと深く肩まで浸かってのぼせた私が先に出ることになった。
悔しい! 残念!。
また、いつもなら、お茶とか水をペットボトルを手元においているのに、今回に限りなにも飲み物はない。
倒れる寸前とでもいうおうか・・・。
最後は、彼女に頼まれていた、彼女自身がお湯に浸かっている姿を撮影して別れた。
私の温泉歴12年目であるが見知らぬ女性との混浴は始めてだった。
今思えば、セルフタイマーを使って、同じ湯ぶねの中でいっしょに撮影させてもらえばよかった。
今後、こんなことがあるとは思えない。
とても残念でしかない。
いったん、車に戻り、軽く朝食を済ませて、もう一度風呂に入ったのである。
そこにアベックの方が風呂に来られて、ふたりに話が聞きたくてご一緒させてもらった。
宮城県の自宅から400kmも離れているのにどうして来たのか、大泉さん&小和田さんに聞いた。
彼女は水着で入浴で、さきほどのことを思うと、ごく自然な格好だと納得できる。
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大泉 剛 26歳 小和田麻里さん 宮城県石巻市在住 |

(宿はこの車) |

(仲良く混浴している姿) |
ホンダスッテップワゴン ステーションワゴン フルタイム四駆 平成8年購入 2000cc
1泊2日でキャンプ。石巻市より下道(国道)を400kmを走ってきたそうだ。ふたりの関係を聞くと交際している間柄。大泉さんが数年前に1度来たことのあり小和田さんにも野湯の温泉にいっしょに浸かろうと連れてきたそうだ。以前はスズキジムニーSJ30の幌車に乗って林道やスノッボーなど行っていたという四駆好きな方だった。彼は24歳の時に単車で日本一周をした経験があり旅好きな者同士、話しが尽きなかった。
友人に連れられて温泉に行ってから闇付きになり、今回のデートがここ奥八九郎温泉となったそうだ。彼女は、初めての露天風呂で「私も温泉が好きになりそう」と言って笑っていた。
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当初の計画なら、十和田湖のカメラ撮影後に、どこかの温泉に浸かって身体を休めて、青森の東北自動車道を南下して帰宅する日程だった。
しかし、少しスケジュールが前倒しになっていたので、別の場所に寄る事にした。
まず、候補として、八郎潟干拓地の中を走る、男鹿半島に行く、能登半島に行く、などの候補地を挙げてみた。
たちまち、行けるのは、八郎潟と男鹿半島の夕陽撮影。
その後のことは、カメラ撮影が終了した時点で考えることにした。
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(八郎潟干拓地の中) |
真っ直ぐな道に驚いた・・・八郎潟干拓地
地図でも見ても道が真っ直ぐに見え、碁盤の目のようになっているのがわかる。
走ってみると、私がいままでに経験したことのないような真っ直ぐな道だった。どこか途中には写真のように桜が道の両側に植えてあった。
ゆっくりしたいのだが、男鹿半島が気になってしかたなかった。走っておいて良かった。見ずに知らなかったら損をしていただろう。 |
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男鹿半島 入道崎 |

(入道崎に立つ入道崎灯台) |

(夕陽撮影の場所探しの為に岬をかなり歩いた) |

(入道崎から東に寒風山が見える)
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男鹿半島は、龍飛岬に行く途中に左手に見ながら通過した所。
まさか、ここに立ち寄ることができるとは思わなかった。
男鹿半島の入道崎は、予想以上に美しい風景だった。
ま〜あ、天気も良かったせいだろう。
夕陽が綺麗だという看板もどこかで見たが、陽が沈むときにはかなりの観客がいた。
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男鹿半島 入道崎に沈む夕陽 |

(夕陽を見るため多くの見物人がいた) |

(撮影ポイントはここに決めて三脚を立てた)
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(こんなドラマもあった)
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入道崎では、天気もよく綺麗な夕陽が見れそうだと思い岬をあちらこちらを散策した。
できれば、入道崎灯台を入れて海に沈む夕陽と・・・、それは適わないと判断。
岬を歩き、岩肌を入れる位置を探した。そこに1時間前には三脚を立てた。
しかし、そののちに、車から降りたカップルが椅子を下げて岬の突先に陣取った。
すかさず、後ろに回り見てみると、アベックをシルエットにするとドラマッチックな光景が・・・。
でも、ここは男鹿半島の入道崎、先にポイントを決めた(画像の左)位置が、それらしいのである。
どちらを撮影するか、距離にして2つのポイントは100m弱。
そこで、決断をした。
アベックの被写体に200mmのレンズを付け縦位置で太陽が入ったものを撮影後に、100メートル離れたもう一つのポイントへ走る。上の右の画像はデジカメだあるが、ちゃんとポジフィルムでも押さえています。
もちろん、太陽が入ったものを。
しいて言えば、後もう少し水平線まで太陽が落ちてくれると嬉しかったのだが。
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撮影は19時過ぎまで行い、車に戻り、これからのスケジュールを決めることにした。
旅の残す日にちは、あと2日となっている。
このまま家に帰るのは、ちょっともったいない。
地図を見ていると、石川県の能登半島が目に止まった。
しかし、かなり大きな半島で、どう見積もっても、1日では周りきれそうにない。
でも、帰り道であり、富山県の富山あたりでもう一度決断することに決めた。
元気が残っているか?
日程的に、無理はないだろうか?
そんな不安を抱きながら南下することにした。
まだ、ここは秋田県の男鹿半島で、通過する県は山形県、新潟県、富山県とあるのだ。
それも、新潟までは下道の国道を走らなければならない。
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電脳化ジムニー&車泊できるジムニー 紹介 |
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なぜパソコンが2台?
向かって右のノートパソコンはGPS専用のもので、PCカードで使用している。地図はゼンリンを使う。何と言っても、地図の拡大縮小が自由自在で、自分の居る位置から見える方向のもを見つけるのに便利。
向かって左は、デジカメ(一眼カメラ)で撮影した画像をPCと外付けHDDに保存するために使う。また携帯電話と接続して、インターネットに接続し、天気予報や地域の情報をゲットしたり、メールをチェックする。走行時にはカバンに収納していつもは使わない。 |
PCが載っている台は、ベットになり後部から助手席まで1650Cmが確保できている。
いつもは、助手席はそのまま倒してもベッド使用となるが、今回は長旅なので荷物が多いので助手席は外してある。
そこには、カメラ機材で一杯になっている。
だから、私の旅の足となるジムニーは一人乗りである。
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今回初登場のサイドテント
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(林道脇にジムニーを停めてそこにサイドテント) |

(テントのポール部分には重石のBOXと水) |

(小さなテーブルなら3〜4人は囲める) |

(吸盤の取り付け位置は片方4ケで両方で8ケ所ある) |
サイドテントの話
今回初公開。前幅170−後幅250 奥幅250 重量2.5Kg
テントの端を車の屋根などに吸盤で固定できるテント。取り付けの位置は車の左右、後部でもOK。今回は林道の道に車を停めたので、後部に取り付けてみた。
組み立てはひとりで7〜8分で簡単にできる。骨組のアルミ合金のパイプを2本がテントの外部に通るように縫ってあって通すと、半円形の形ができる。私が買ったタイプはテントのサイドをふさぐようになっていない。別にこのテントで寝ようとは思わない。食事(自炊)をするときにテーブルを出してそこで火をおこしたいのである。また、夜露よけにもしたい。
使用してみてこれは思った以上に使えそうだ。
タープ式と違って紐やロープを引っ張る所を探さなく場所を選ばない。
車側の取り付けは吸盤が2個付いていて、強力にくっつく。私の場合、別に2個を買い足して4つを使用している。
風でテントを持ち上げられて飛んでいくのを防ぐためだ。
とにかく、すぐにタタメテ、小さく収納できて狭い荷台でも邪魔にならない。
屋根があると、ゆっくり食事ができそうで重宝ものだった。
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