画像だけで、シーンを想像してもよし! 文章を読んで、旅として感じてもらってもよし! 「朝陽と夕陽」を被写体に決め、「光と影と色」に目を向ける 全国の朝陽・夕陽を撮影する旅を紹介するページである 撮影された画像は、“ある日”・“ある場所”・“ある時間”でしかない 自分が生きている“証”・“時間”・“瞬間”の画像にでしかありません |
「朝陽・夕陽の旅」のページについて <20051223> 2005年の5月、北東北の旅(秋田県・岩手県)が終わった時点で、ほぼ日本一周(沖縄県を除く)をしたことになった。 今までに、南は鹿児島県の佐多岬、北は北海道の宗谷岬。 日本一高い富士山に立つことができた。 思い起こせば、四国は3周、九州は2周、紀伊半島は2周、中国地方は何周だろう?・・・旅をした。 1999年よりカメラ撮影を本格的に始め、2002年よりカメラ撮影することを趣味にした。 色々なものを撮ってみて、今やっと撮りたい被写体が決まった。 朝に昇る太陽の雄大さ、沈む夕陽が七色変化するのに魅力を感じた。 太陽は同じなのに、光や影や色は決して同じものはない。 旅好きな私にとって、まだまだ見てないモノや景色が山ほどある。 日本を旅するのは2周目になるが、これからの旅をする目的として、全国各地の太陽を狙うことにした。 何年かかるか、一生涯かかっても無理かも知れない。 きっと終わりのない旅となろう。 でも、高校時代から旅に出て、今もやっているということを考えると、これからも続けて行けそうだ。 時間や資金や家族のことを考えながら・・・? 少し無理してでも旅に出て、1回でも多くの感動に出逢いたい。 そんな旅を紹介するページをつくりました。 「朝陽・夕陽の旅」(光と影と色を撮る)という壮大なタイトルとなった。 各地で撮影した1枚目の写真で、あなたに感動を与えることができ、次のページでその瞬間の時間が感じられ、現地にいるような気になっていただけるようなページとして作ってみたい。 楽しんで見ていただければ幸いです。 |
||
<<< 写真のタイトルは・・・単純明快 >>> <20051223> 私が、他人の写真を見て、一番に気になるのは、「何処で撮影されたのですか?」と聞きたくなります。 ただ単純に、綺麗な写真を見ると撮影場所が何処か知りたく、自分もソレを見て見たくなるからです。 コンテストとか写真展で発表するなら、それなりのタイトルも必要でしょう。 意味不明のタイトル、読めないタイトル、難しく考えさせるようなタイトルは付けてません。 タイトルで写真を見てほしくなく、後から写真に無理やりタイトルはつけたくなかったのです。 ここでは楽しんで見ていただきたく、解りやすい簡単なタイトルをつけました。 1枚目で、色んなことを想像してみてください。 1枚目の下にサブタイトルを付けて2ページ目にリンクします。 2ページ目では、その撮影写真の場所や、季節や、前後の時間や、撮影した気持ちなどを説明しています。 私は、撮影の為に“ひとり旅”に出かけることが多い。 紹介する写真で見てくださる方に、ほんのヒトトキを旅として感じてもらえれるページとしてつくりたい。 その場の雰囲気も伝わることでしょう。 楽しく、面白く、辛い? 雰囲気を味わってください。 |
||
<<< 朝陽と朝日・夕陽と夕日の違い >>> <20051223> 世間一般では、朝に太陽が昇ることを“朝日”、夕方に太陽が沈むこを“夕日”という。 私が感動するのが、太陽が昇る時や沈む時とその前後に魅力を感じる。 自分的には、日の出や日没だけではなく、太陽が昇る前から出た後や、夕方に太陽が沈む前から、その後の時間帯を意味づけて撮影しています。 つまり、太陽の光で影響している時間帯なのです。 特に、撮影時刻を朝夕の太陽の陽射しや輝きや光りの全般に目を向けているので、“日”を“陽”にして“朝陽と夕陽”にしました。 |
||
<<< 撮影することは小さな物語である >>> (20070127 少し変更) 紹介する写真(画像)は、決して完璧なまでの作品ではありません。 撮影に出かけるのは、私に決められた時間でしかなく、その撮影場所に立つことは、一生に1度かも知れない。 その一瞬の時間こそが私が生きていた証。 それは、私の人生のほんの瞬間でしかない。 まさしく、私の人生の小さなドラマの一瞬なのです。 太陽の光線や、シルエットとなる被写体、時間と共に色が変化する模様は綺麗としか言いようがない。 その時にしか撮れないものに全力を尽くしてシャッターを切る。 分単位、秒単位で変化する景色は2度と同じものはなく、その瞬間の変化こそ物語である。 1枚の撮影された画像には、その前後に必ずドラマやエピソードがある。 |
||
<<< 撮影には拘りがある >>> (20070127 アップ) その時の瞬間を大切にしたいと思っています。 目で見えるままをネガに焼き付けるという感覚を重視して撮影する為、効果フィルター※1(偏向フィルター・色補正フィルター)はあえて使てません。 光が当たり白く飛んだもの、どんよりとした雲の色など、そのままに撮影しています。その時の感動した気持ちを優先させています。 見た目に近づける為に、少しの露出補正はします。 また、デジタルカメラで撮影した画像も使用していますが、極端にISO感度や露出補正はしないようにしています。 撮影後のトリミング※2はできるだけしないが、ポジをマウントに入れデジタル化にしているので強制的に切られています。 また、ホームページに掲載する際に、PCでは極力、色補正もしないように心がけています。 ※1:効果フィルターの使用について 偏向フィルターの使用に関しても、あえて使っていません。 目で見て見えない・見えにくいものを、より綺麗に撮影するつもりありません。たんなる自分に見えないものは目えないという主義。 あえて説明しておきますが、フィルターは十数種類持っています。取材として必要な時には使っています。 また、デジカメではホワイトバランスの設定は行います。 ※2:トリミングについて 基本的には、撮影時にファインダー内で、できるだけトリミングをしています。 撮影した写真の中に、いらないもの・邪魔なものが写るのもしかたのないこと。撮影時には目に入らなかったということです。 また、撮影後に良いとこ取りの為に、 故意的に撮影範囲を広めに撮って、後で切り取るという考えはありません。 もちろん、作品にする場合は最低限のトリミングは行います。 |
||
<<< カメラ機材について >>> 機材紹介ページ (20070127 アップ) 私の場合は、カメラを趣味にしたい(2002年)と思った時には、本格的に撮影(1999年)を初めて3年が過ぎて、カメラ機材も揃っていた。 要するに、機材が揃ってから、撮りたいものが決まったことになる。 四輪駆動専門雑誌 4×4MAGAZEN(フォーバイフォーマガジン)のエリアレポーターとして“ツーリング記事”という取材からカメラ撮影に入った。 取材では、宿泊地の温泉や古い町並みや山の林道と行動範囲が広く、撮影するものも報道写真(説明写真)となんでも撮ることだった。 取材当初は「Canon Eos-55」を使っていたが、シャッターの切れる感覚が悪く、もっとキレのあるスムーズなものとして「Canon Eos-1nHs」を購入した。 1Vも発売されていたが、高価すぎたので中古になった。 たまたま東京へ行くチャンスに恵まれ、何件ものカメラ屋さんを歩いて探して買った。 手に持った1nのズッシリとした重量感と、スムーズに流れるシャッター音には感激したものだ。 もっと言えば、取材で提供されるフィルムが35ミリのリバーサルフィルム(フジ プロビア プロ)であったので、カメラも35ミリの一眼カメラとなった訳である。そうすると、カメラもCanonに決まると、レンズもそれに使えるものとなる。 どこのメーカーのレンズが、とうように違うかも知らない素人には、いくら悩んでも解らない。 プロに聞くと、レンズは高級なものがいいとは言わなかった。 もちろん、「抜け、明るい」の利点がありながらも、一番にはある程度強度があることを教えてもらった。 プロは世界中を走りまわり、色々な過酷な場所での撮影を余技なくさせられる。 その時に故障率が少ないのが一番信頼できると。 なるほど、単純に理解するならば、明るくて丈夫なレンズということで、ツーリング取材に適しているのは、F2.8でEFレンズとなった訳である。 短焦点レンズも考えたが、取材で撮影する場所は狭い風呂や谷を隔てて被写体までの距離もかなりのものである。 そのたびにレンズを交換することや何本ものレンズを提げて移動は無理。 撮影場所では、1歩先は、断崖絶壁や谷底や海や川の中ということもある。。 要するに、短焦点レンズは無理。 レンズでトリミングできるズームレンズが最適だった。 ということで、ズームレンズでF2.8で数本を揃えることになった。 それが、そのまま、現在の「朝陽&夕陽の旅」に最適の機材となったのである。 ただ欠点は、車から離れた撮影場所の場合で、機材が重いことであろう。 そうそう、私は35ミリしか知らないが、中判、大判には興味はない。 今は、35ミリの世界で表現したいと考えている。 瞬間的なショットに何時間も何日も待てないのだ。 今の撮影行動は、「ある日のある場所のある時間」という制限があり、完璧な1枚を狙っているのではない。 その場所に、もう2度と立てないかも知れないという条件のもとでの撮影なのである。 35ミリリバーサルは、私が表現できる“紙”であり、少しでも数多くの色々な色を描きたいのである。 それが今の撮影旅であり、私のやりたいこと。 |
||
<<< 現在はポジで撮影した画像を中心にアップ >>> (20070127 少し変更) HPでの紹介する“朝陽・夕陽の旅”の画像は、現在はポジフィルム(リバーサル)で撮影したものを中心にアップしています。 撮影時には、一眼デジタルカメラも使用しているが、決定的チャンス時はポジで撮影することにしてます。 撮影枚数でいうなら、ポジ50%・デジカメ50%といったところ。 1分・1秒と変化する景色を、自分なりの色に写し撮るために一瞬に数値を弾き出す。 その、一瞬を楽しみたい。 デジカメでも同じことなのであるが、どうもシャッターを切る数がやたらと多く、撮影した画像には心打つものが少ない。 フィルム代が掛からないという事実は、[何でもシャッターを切ればいい」という考えに繋がってしまうようだ。 “数打ては当たる”という考えもあるが、それは自分の表現したいモノが薄れるような気がする。 多くシャッターを切った中には、2度撮れないものがあるだろう。 しかし、撮りたいというイメージが、その撮影した画像をみてから決めたのと同じことに思えるである。 どうも、そこが私の撮影に対する取組と違う。 数多く撮影する < 考えながら撮影 を意識したい。 解らないままシャッターを切っていると頭には適切な数値は出てくるわけがない。 撮影時に迷いが生じた場合に適切な判断ができるようになりたいのだ。 あくまでも、2006年9月現在の私の考えでは、もうしばらくはフィルム代が掛かってもポジを使いたいと思っている。 現在では、デジカメも黒や灰色(グレー)も綺麗に撮影できるしグラテーションも表現できるようになった。 しかし、肝心の撮影する一瞬のチャンスを見逃さないために、瞬時の判断を育成するために1回1回のシャッターに心を込めたい。 この気持ちを大切にしたく、もうしばらくお金のかかるポジを使おうと思っている。 でも、自分的には、微妙な色はポジの方が優れていると思うのだが・・・D30と比べて? しかし、近い将来は、デジカメで撮影している自分が思い浮かぶ! フィルムがもたらすコストと自然破壊を考えると、時代の流れは止まるまい。 |
||
<<< Canon EOS 5D Mark2を使ってみて・・・これからは使用頻度率はデジタルが98%となるだろう >>> (20081129> “前段の<<< 現在はポジで撮影した画像を中心にアップ >>>から2年もたたない2008年11月下旬のこと。 本日、EOS 5D Mark2が販売された当日(11月29日)に購入してテスト撮影をして印刷もしてみた。 凄いのひとこと・・・。 使ったて印刷してみた結果、私の中では35mmのリバサールフィルムは使わなくていいだろうと結論に達した。 35mmリバーサルより、綺麗な画像だと確信できた。 また、自分としては、30Dの800万画素から5D2でいっきに2100万画素に変わり、印刷してみてその綺麗さに驚かされた。 また、なんと言っても35mmフルサイズがいい。これで広角サイズが思いのままになる。 その他の機能は、これから少しづつ勉強して使うつもりである。 とにかく、私の中ではEOS 5D Mark2 がメインカメラとなることは確実であろう。 いや、そうするだろう。 |
||
<<<朝日&夕日の撮影旅も日本2周目に入った >>> (20110525> 太陽を追いかけての撮影旅も2010年5月に北海道一周で、2001年から活動していた日本撮影旅も終わった。 9年間(10年間とも言っている)かけ、三十数回に別けて約6万kmを走った。 九州・四国・本州・北海道に撮影ポイントを落とせたのは100ヶ所を超えた。 休日を使っての撮影旅は、さすがに楽ではなかった。また、9年間の間には挫折しかけたこともある。 本当に、カメラ撮影を朝日と夕日だけにしぼってもいいのだろうかと・・・悩んだこともある。 自分のなかでの格闘にけじめをつけるために、2007年に個展「朝日の彩色を写す」をやってみた。 すると、太陽に拘っていたことに間違いがないと確信(見て頂いた方の反応)を持てて続けることができた。 日本一周を終えた時・・・ これで撮影の被写体を変えようかとも考えたが、やはり続けてきたことが無駄になるような気がしたので、体が動く限り続けてみよと決心した。 2010年8月の四国を半周をスタートと決めて撮影旅の2周目に入ったのである。(現在、2011年5月は九州半周も終えた) この頃、生きていた証しとして記事にして残すとして、新な雑誌・CHIKYU−MARU社の車中泊「カーネル」にも寄稿して掲載が決定した。 「朝日と夕日を追いかけて日本を旅する」岡村博文の世界と付いたタイトルは嬉しい限りだった。 現在は10年前と撮影する意欲は落ちてないが、身体が少し思うように動いてくれない。 無茶ができなくたったのである。 車で走る距離を減らせばいいのだが・・・、思うポイントに辿りつけない。 でも、少しずつでも可能な限り続けてみようと思っている。 |
||
TOPへ戻る |