<<< 明石海峡の朝日 >>>
朝日はビルの間から出る
2007年の5月の撮影旅は、過去2年のように長くは家をあけられない。
6月から、私のデビュー展(個展)となる写真展をすることしているが写真展の準備ができていない。また、写真展にかかる費用も馬鹿にならない。

だからと言って、10年計画の「全国の朝陽&夕陽の旅」をしないわけにいかない。よって、できるだけ近場を探した訳である。

地図を見ていて丹後半等(過去2度訪れている)が気になり、少しゆっくりと見てみたい気になった。
しかし、瀬戸内の明石大橋も気になり・・・立ちよることにした。

仕事を終えて買物をすませて22時に山陽自動車に乗る。
明石までは、約200kmで、大橋の下に3時間後に着く。
撮影場所を探したのは、午前1時30分。
それから軽い夜食をホウバル。寝たのは何時だっけ。

起床は、4時前。
いつものことであるが、撮影旅の1日目は日の出の位置がまったく検討がつかない。予測では、大橋の神戸よりくらいかと思いきや、神戸市の街中のビルの間から出てくる。
まったく期待はずれの方角からの朝日にとまどいながらも防波堤の上を右往左往するのある。望遠レンズで覗いていると街並みが靄の中に薄っすらと赤くなっていた。なかなかいいではないか!
こんな風景もあった

しかし、明石海峡に掛かる明石海峡大橋に絡む朝日はほど遠いものだった。

ちなみに、撮影場所に選んだ防波堤は、撮影ポイントしては間違っていなかったようだ。近くにいた魚釣りの方に聞くと、時期が違っただけで、カメラマンはこの場所にいるとのことだった。
いい勘していたようだ。
戻る

朝陽と夕陽の旅
Photo:okamura