<<< 大三島からの夕日 >>>
 
  ついに灯台に太陽が串刺しになった?
  No1で紹介している灯台に落ちる太陽から、この画像は3年目である。
何度も通っていたが、どうしても太陽が最後まで見えない。

それから、2年間は、この時期は通うことができなかった。
でも、自分のHPを見ていると、どうしても気になってしょうがなっかた。

近場と言いながらも、しまなみ海道を走って四国の愛媛県に走らなければならない。距離にしても片道60kmはあるだろう。

しかし、その時が来た。
天気図を、愛媛県と広島県と山口県の3県を同時に見ながら決断した。
自分の天気予測も的中したのだ。
すばらしい・・・身震いがした。

現場についてカメラをセット中にも太陽は沈む。
西の空間がオレンジ色になって綺麗だ。
おっと、灯台の前をフェリーが横切る。

いつもなら、この地点で太陽に力がなくない消えていくが、今日は違うようだ。

太陽さんは元気イッパイのようだ。

え〜、この後はどうなるの?
独り言で言ってしまうほど次の状況が把握できない。

落ち着け!
自分の気持ちを抑えることに力を注いでいる・・・自分がいた。
冷静になってファインダー見ていると、輝く太陽の下に、雲? 島? が見える。
太陽を見ているので、目の錯覚だろうか?
いや、島のようだ。
そして、その島の中に太陽は沈んでいったのである。

なんと、灯台に太陽が串刺しになると信じていたのに、その光景は信じられないこととなった。
何年も串刺しを夢見ていたのに・・・。

その事実は、ここを狙っていたカメラ仲間にも告げた。
海に落ちると信じていたのだが、地図で調べたら、40〜50Km離れた「大島」「柳井市」が見えていたようだ。
天気が良すぎたのは間違いないが、ホドホドの天候で、最後まで太陽が見えなかったことも解った。

最後まで見たいというモヤモヤした気分は、これでハッキリとした。

それで、よかったのだろうか?



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朝陽と夕陽の旅
Photo:okamura