<<< 八重子島の朝日 >>>
いや〜美しいの一言
因島大橋の付け根の大浜の沖約800mに浮かぶ大小二つの小島。
いつもは、この島は舟で無ければ渡れないが、大潮の干潮時には歩いて渡ることの出来るそうです。

ちょうど1年前に写真仲間に、枯れ木に掛かる朝日を見せてもらっていた。
初めて連れて行ってもらうことができた。

現場に着くと、まだあたりは暗い。
車から出て見ると天気は大変良さそうで、渡って来た因島大橋をみると北斗七星がきれいに見えたのですかさずカメラを出す。

ここは初めてなので、撮影の位置がまったく解らない。
そうこうしていると、数名のカメラマンが次々と来る。
いつも思うが、みなさん決して同じ位置に陣取らないのだ。
どの方が正しいのか?
もちろん、どう撮るかの違いがあるのは人それぞれなのだ。

私は初めての時は、来られた方とお話ができれば少しします。
まず、昨日〜数日前に来たという方が解ると、どこから太陽は出ますかと?

今回は連れて来ていただいた仲間の近くにいながらも・・・。
大き目の三脚と脚立を持って来ている方の横に陣取ることにした。
どうやら、何度も来ているようで、迷わず三脚を固定してのを見たからだ。

待つこと十数分。
太陽が覗き初めたが、枯れ木に太陽を掛けようと決めていたので、このままでは少し外れそうなので位置を変えること2回。
移動を2回もしたので、落ち着いて見ることはできなかったが、思い通りの枯れ木の中に太陽が入った瞬間は「いや〜美しい」の連発だった。
その後も、太陽は昇り綺麗な景色を見せてくれた。
横いちでもカシャリ。

地元のカメラマンに聞いても、なかなかこんな感じにはならないそうです。
すいません、初めて来て、こんなにきれいな朝日を見せていただきありがとうございました。
それでも欲張りなのか?
反対の西側の因島大橋を見ると橋脚が黄金色しているではないか!
凄い、なんとも言えない色だった。

その後、カメラマンはみんな居なくなり、私一人だけ。
なぜか、いつもそうなんです。
最後は、私だけになることが多いのです。
でも、最後にまた違う八重子島を見ることができました。

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朝陽と夕陽の旅
Photo:okamura