<<< 三原市(須波)の海霧 >>>
狙うは朝陽で赤くなる海霧
カメラを趣味にしてから、毎年撮影の為に足を運んでいるところである。三原市に筆影山があり、その南側の瀬戸内海に面したところに須波(すなみ)という場所がある。

10月下旬から12月上旬にかけて、海に霧が立つ。この頃は、朝方にかなり気温が下がり、海の温度と水面辺りの温度差があると出やすいと聞く。

朝日が四国の山並みから昇り始めると、空や海が色が色々と変化し始めると海と空の色もとても綺麗に焼けてくる。

海に霧が立ちこめていると海全体に雲があるように見える。
海に霧が多く出ると、手前の小佐木島を霧が越えほどになり、佐木島と因島の間の海の上にも雲となる。

朝陽の色も、紫から黄色やオレンジ色と見せてくれるが、なかなか思い通りの色は見せてくれない。TOPに使っている色を待っているがなかなか見ることができず、いつもはこうなるか霧も普通の白色になってしまう。

撮影場所としては、海沿いの道端か、筆影山の中腹か、筆影山の頂上の3ケ所があると聞いている。海沿いには小さな神社がありその前に海際に鳥居がある。
筆影山の中腹からは、このように見える。ここからは、少し大きめの船が通ってくれるとなかなか面白く撮れるようだ。

でも、私が狙っているベストアングルは、紅く燃える霧の中に漁船(紅くないがこんな感じ)がいる図である。その場面には遭遇できない。こんな場面の時に霧が紅くなるといいのだが。


とにかく、毎年数回撮影に行くことにしている。
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朝陽と夕陽の旅
Photo:okamura