州崎灯台は東京湾入口の東端を示す標識。対岸の三浦半島にある剱崎灯台とともに、東京湾に出入りする船舶の目印として重要な役割を果たしている。
撮影は州崎灯台を入れてと考えていたのだが、現地に着いてみると、日没方向に灯台を入れるのは無理と判断した。
ちょうど昼時で食事も兼ねて休憩場所を探した。
国道から細い路地を海に向かっておりると港があった。
釣り船にいた漁師さんに聞いた。
「ここから富士山は見れますか?どの方向でしょうか?」すると漁師さんは手作業をやめ、親切に教えてくださった。
「あの方向に富士山が見えるよ」との答えに東京湾越しで富士山に落ちる夕日を想像してしまった。
昼食も仮眠も撮影もここに決め、漁師さんに承諾を得ると「ウチの小屋があそこにあるからその前に車を停めてもいい」と気持ちよく言われた。昼食も仮眠も安心してできた。
時間が夕方に近づくにしたがって雲か霞みがかかり、富士山は見えそうになかった。
撮影を港とからにするか、手前に岩を入れてするか迷った。
もしかして富士山が見えるかも知れないと思い漁師さんに、もう一度富士さんの位置確認をした。晴れていたらこうなるだろうと・・。
残念でしかたない!
どうやら、このまま終わりそうだ。
港と岩肌がある位置に移動してみた。
どうにもならないと思いつつも5時間も待っていたので日没予定時刻までいるしかないだろう。
しばらくすると、雲が赤くはなったが、最後のアガキ!
後は、厚い雲の中へと消えていった。
そのまま日没となり、太陽は雲の中へと消えていった。
朝日・夕陽で、思い通りの撮影は、簡単にはできないのが当たり前。
でも、残念・無念、もう一度来いということか!
そんな−ここは関東で、それも房総半島だよ。
広島県からは・・・・遠いよ〜お。
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