車中泊 カーネル vol.44 冬号

中国路をめぐる C

Part39 
島根県・大田市〜浜田市編


掛戸松島〜石見銀山〜石見海浜公園〜石見畳ヶ浦〜浜田海岸〜小川家雪舟庭園

<<< 2019年12月9日発売 季刊誌>>>

すいません。

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いつか・・・更新します!

 カーネルSTAFF photographer  岡村博文 Okamura Hirofumi

 ●筆者紹介●岡村博文 おかむらひろふみ
  1957年生まれ。広島県在住。
  高校時代から、徒歩・自転車・バイク・電車・車を使い沖縄を除く日本を1周する。
  2周目として2001年より「朝日&夕日を追いかける撮影旅」を始め、2010年に終了。
  3周目も撮影旅として2010年から2019年5月まで(北海道は保留。2020年訪問予定)。
  2019年10月から4週目に突入した。
  公益社団法人 日本写真協会 会員

前回は、島根県の松江城〜宍道湖〜出雲大社を散策した。
今回のルートは、島根県の日本海側を南下して、大田市と江津市の海岸線を散策する。
<<<P58とP59>>>

・山陰道は昔からの幹線道路 今も魅力たっぷり
 
 日本海側の鳥取、島根、山口の主要都市を東西を結ぶ幹線道路でめぐるには、「山陰自動車道」がスムーズで、時間短縮もできる。
 けれどそれでは、“旅”は面白くない。古代、中世は「山陰道」と呼ばれる道があった。古代律令制において定められた駅使が通行する間道で「七道駅路(しちどうえきろ)」のひとつとして、地域経済や人々の生活を支えてきた歴史が深い道である。・・・・・・・・・・・・・・・・。
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・音が鳴る浜辺を歩き、歴史文化に触れる
 大田市の久手町に、日本海に浮かぶ奇石が立つ絶景「掛戸松島」ある。岩の天辺に夕日が絡む絵が撮りたいのだが、今回も時期が悪く、太陽が沈む位置が悪い。
 大田市から国号9号線を15qほど南下し、「鳴り砂」で有名な「琴ヶ浜海岸」へ。約1.6qの浜で、歩くとキュッキュッと弧との音のように聞こえ、「日本の音風景100選」にも選ばれている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


・旅先でみつけた、室町時代から続く庭園

 江津市に入り、地図上に「小川家雪舟庭園」をみつけた。面白そうだなと安易な気持ちで立ち寄る。風格と趣きのある表門。インターホンを鳴らすと女性が出てきて、書院に通してくれた。「ここへお座りください。室町時代に画聖雪舟が造ったとされる庭園です。昭和を代表する作庭家の重森三玲も絶賛した名園です」。
 下調べをしておけばよかったのだが・・・・・。
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・過去最高の朝日の浜辺 絶景に身震いする
 浜田市に南下すると、「石見海浜公園」「石見畳ヶ浦」「浜田海岸」と3連続の景勝地だ。日本海側で朝日と絡める撮影は難しい。地図とニラメッコして石見海浜公園に決めた!
 4時30分に起床して移動。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・1600万年前の浜辺にタイムスリップ!?
 朝日撮影後、公園南側の国天然記念物に指定されている「石見畳ヶ浦」へ。1600万年前の砂岩が浸食した地層に、腰掛け岩群、岩脈、馬の背、貝化石、流木の化石があり、その昔にタイムスリップした感覚。いくつもの断層を2時間かけてゆっくり歩きながら写真を撮る。特に点在する“ハートのシェル”をみおつけるのに苦労した。
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★撮影旅の新たなる目標! 朝日と夕日と“日本百選”をつなぐ★

「日本の渚100選」「白砂青松100選」「日本の100名城」「日本の灯台50選」
日本の美しい風景や景色は、昔から自然と共生してきた人たちの努力で、今もその恩恵を受け続けている。その環境を守り、自然の美しさに関心を寄せ、後世に伝えることなどを目的として、多種多様な“日本の〇〇百選”が選出されている。私も微力ながらその思いをつなくべく、新たな目標を掲げることにした。「日本の渚100選」「白砂青松100選」「日本の100名城」「日本の灯台50選」について、撮影旅の神髄「朝日と夕日」と絡めて撮影。美しい風景や景色を画像に残すことで、自然保護や共生を次世代に伝えていきたい。


季刊誌 1年に4回、発売されています

この号から、カーネル株式会社が発刊します

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