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No39. ジムニーで行く撮影旅 北海道1周

(前編)


太陽を追いかけろ 激走6000km

北海道ぐるり一周





<<<見完成です>>>

すいません! 完成までにはかなりの時間がかかりそうです!



 

 


日本各地の朝日&夕日を追いかけて10年目。2001年に立てた計画では10年間で「日本一周(沖縄県を除く)」「朝日&夕日の撮影場所を100か所以上で」と大胆な目標を掲げた。それから本州・四国・九州へと三十数度にわたって旅に出た。そしてついに、最終段階の北海道へ足を踏み入れる時が来た。弱体化された身体と走行11万kmを超えたJA22が最後まで走りきるかちょっと心配だが・・・。我々の旅は無事に終えることができるのだろうか? 
1600kmを26時間で走破
旅のスタートは本州最北端の大間崎

北海道のツアーガイドブックを購入し、ネットで情報収集を始めたのは今年の2月のこと。私の住む広島県から北海道はとにかく遠い・・・。ならば、あえて遠さを実感するために、フェリーを使うのではなくズムニーで本州を縦断してみたいと馬鹿な計画を立てた。北海道へ足を踏み入れるのは今回で2度目だが、太陽を追いかけての撮影旅は初めてだ。
私の中では、北海道は「旅人の聖地」と位置付けていて憧れの地でもあった。自宅から本州最北端の大間崎までは1600km。到着したのは出発してから26時間後だった。


・・・続く・・・


いよいよ北海道に上陸
北海道に乾杯!嬉しさ爆発!

大間崎から函館港へと予定通りフエリーで上陸。さっそく函館山へと沈む夕日の撮影をするため、函館から東に亀田半島を10kmほどの汐首港へ走る。しかし、残念ながらモヤが掛かっている山陰へと太陽は沈んでいった。

・・・続く・・・


追分ソーランラインはにしん海道
北海道らしい景色に驚いた

函館から道央へ向かうには、一般的に渡島(おしま)半島東側の内浦湾(噴火湾)を走るR5を北上する。しかし、遠回りになってしまうものの、日本海側のルートには必ず訪れてみたいと思っていた積丹半島の神威岬(カムイ岬)がある。遠回りをしても向かわざるえないのだ。

・・・続く・・・


神威伝説がジムニーに襲いかかる
チャレンカは男ひろり旅を許してくれた

積丹半島の先端で日本海に突き出た岬。断崖の高さは80mで、恐竜の首に見える“神威岬”。この神威岬と源義経にまつわる伝説を知って、実際に岬に立つと神秘的な地に思えてならない。

・・・続く・・・


夜のオロロンラインは燃費との戦い
なんと垂直ルートをひと晩で走破

19時に神威岬で夕日の撮影を終了。体力があるうちに、翌日の朝日撮影ポイントの宗谷岬に一気に目指すことにした。ルートは南の小樽からR231〜留萌市〜R232〜最北の稚内まで北海道を南北に貫く“きた海気線”をひた走る。“オロロンライン”とも呼ばれているこのルートを選ぶことは、自分とジムニーにも過酷な旅となる。

・・・続く・・・


宗谷岬はクルマで行ける本土最北端の地
朝日を見た瞬間に疲れが吹っ飛んだ

宗谷岬に着いた時には日の出寸前え考える暇などなく、三脚を出して撮影場所を決定するまで4分。

・・・続く・・・


宗谷丘陵をジムニーで駆ける
北海道の雄大な風景を実感

宗谷岬南部に広がる標高20m〜400mの丘陵地帯。稜線も谷も丸みのある形をしてなだらかな地形は、今から約2万年前の氷河時期の末期に、氷河の周辺部が凍結と融解を繰り返し形成された特徴的なもので「周氷河地形」と呼ばれている。

・・・続く・・・


夕日撮影はオホーツク海に交わる河口
脇道に入るには頼れる相棒JA22

北海道のオホーツク海側の宗谷岬からウトロまで約370km続く国道を“オホーツクライン”という。

・・・続く・・・


旅の前半戦はここまで
後半戦は北海道を1700km走る

自宅から本州最北端の大間崎まで1600kmを実走して函館に上陸し、今居るのは北海道を1300km走破した地点。

・・・続く・・・




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