
これが、「日の裏林道」であるが、今年の台風でかなりの崖崩れで道を遮られた。
※この「日の裏林道」というのも間違いで、旧国道303号線です。また、11月下旬には通れると情報を頂きました。
2004/12/8
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ふたりは旅をして友達になった
旅から峠の面白さを教わった
今回の旅で、峠越えをするのにキャミで大丈夫だろうか?と心配していた。しかし、ホハレ峠に同行しみて、ジムニーJA11に劣らない機動力を見せた。お互いのボディーには無数の擦り傷が付くほど草木の中を走り、狭いダートを走るキャミは想像以上に小回りがきいたのには驚いた。旅の足にキャミは十分だ。
蓑上さんは、旅をするにあたって、ひとつのことにこだわるには、何かを諦めたり、余儀なく変更することも大切であるという。今でも遊び心は二十歳代の気分であっても体が重い。それでも面白いことは辞められない。私も同感だ。今は思ったままに行動し、知識や経験を蓄える時期で、体を動かして体験することが大切なのだ。
今回ふたりで、林道と峠を走破したのは1泊2日で約160km。お互いに気を遣うことなく、楽しい旅だった。山の中を峠の面白さを聞きながら越えると、そこに何かしら歴史を感じるようになった。蓑上さんから、ほんの少し峠越えの面白さを教わったようだ。
最後に、買い込んでいた食糧を出し合い、食べながらがこう言った。
「逢ってから、1円もお金を使わなかったね」と・・・笑いながら、野宿旅は終わった。
実際に逢うまで、数度のメール交換をしただけで、電話でも打ち合わせしないで、いきなり野宿旅ができるのは、ふたりとも「ひとり旅」を経験していたからだろう。お互い帰路に着き、私の走った全走行距離は1,000kmを越えていた。 |