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No18.
 2003年11月号

2003年9月26日発売

目指せ瀞川氷ノ山林道 探索徒然の旅



今回は「お盆だ!林道一気走り!!」というわけで、近所の林道を繋いだ小旅行の紹介だ。
前日まで仕事。大して準備もできないまま寝る前に地図を見て林道3本をピックアップ。
翌早朝に出発し、ひとまず兵庫県・氷ノ山を目指した。宿はもちろんJA11Vの中。
行く先々で新たな林道を探しながらひとり旅。思い出に残った林道は写真に収めたので、次ページで紹介しておこう。



●先の読めないドキドキ感 林道探索の面白さはこれに尽きる

  夏のお盆時期にJA11でツーリングに出掛けるようになって3年目。
2001年は、山口県の「角島」、2002年は「島根半島」、そして今年は兵庫県の「氷ノ山」。過去2回は2泊3日の旅であったが、今回は仕事と休みのスケジュールがうまくとれず、仕方なく1泊2日となった。
 いつもなら、海から登る日の出、海に沈む夕陽をカメラで狙うのだが、氷ノ山は1000m級の林道。山の天気は当てにはならない。まして今年は雨が多く、ツーリング中にも雨の予報だ。
そこで、太陽の撮影は諦め、ただただ、林道を走ってこうようと決めた。氷ノ山には、過去2回訪れているが、その周辺には走っていない林道がまだある。

 林道の面白さは、何と言っても、「知らない道を走ること」にある。
特に、ダートとなると、路面が刻々と変化し凸凹がハンドルに伝わり、それを体全体でで感じることがでいる。それがいい。だから舗装道路よりダートの方が面白い。ましてや、初めての林道を走ると、ひとつひとつのコーナーの先が楽しみになる。コーナーを曲がると路面も変化し、周りの景色も一変することが多い。ダートの林道だと、人の手が最低限加わっているだけで、特有の「荒れ」が保たれている。これを、「雑な道」見るか、心地よい自然というかは、気の持ち方だろう。



●とにかく林道を走りまくる! 合計700kmのソロ・ツーリング

 朝5時に起きて、24時間営業の店で、朝、昼、夜、朝、昼の5食分と飲み物を確保してクーラーボックスに入れた。とにかく、林道を走り続ける気だったので、どこで寝るか、どこを走るか、どこで通行止めや行き止まりになるかと考えていたら、食事は全部、持参するのがいいだろうという結論。
 結果的には、2日間で、お店には1回(どうしても米類がほしかったので弁当を購入)とガソリンスタンドに3回入っただけで、700Kmを走っていた。



●2日間で合計10本の林道を走行 でもダート路を探すのはひと苦労

 今回、結果的に走った林道は10本ほど繋いだコースを走ったことになった。もちろん、幾つかは出かける前に決めていた林道だった。その後は、その場で地図を見ながらルートを決めた。しかし、氷ノ山の周りに東から北にかけてまだ10本ほどある。あと1日あれば5本は走れたかな?
 できれば、綺麗な渓流に足を漬けて、コーヒーでも沸かしてのんびりしたい(昔は渓流釣りをしていた頃はやっていた)林道のの何がいいか、山奥の何がいいか?森林の緑や、鳥やセミの声、流れる水の音、これを体で感じることができる。林道にはそれが全部備わっている。せっかくのオフ性能を持って余している人、街なかしか走ったことのない四駆乗りの方に、ぜひとも体感してもらいたい。「森林浴」を満喫してもらいたい。自然の素晴らしさと、本来の四駆車の良さがわかりますヨ。

次のページで今回のツーリングで走った林道を全部を報告するのは無理だと思うが、そのうち印象的な4本を
ピックアップしたので、ご紹介しよう。




 雪彦峰山林道  <舗装されているが迫力ある林道>
雪彦峰山林道は全舗装道路になっていたが、山の中腹をなだらかに通り、視界が広く、走った後を目で追うことができる。急な斜面によくぞ道をつけたなと思うぐらいのところに伸びている。途中で、大きな岩が崩れ落ちていた。後半は最近に舗装されたようで道も綺麗だった。
  
林道の入り口には、「崩落の為、通行禁止」と看板があった。
でもジムニーなら通れた。それにしても石がデカイ。

 志倉道谷林道   <個人的に良かった林道>
林道にある看板をみると阿舎利国有林とあり、阿舎利山など1000m級の山の間の渓谷を北上する道だ。林道自体は7kmほどだが、しっとりした森を渓流に沿って登る。ダート路で、峠に近づくにしたがって高度を稼ぐため何度も大きな臂曲り、路面も荒れ始める。何と言っても四駆である有難みがわかる。
  
志倉道谷川林道は、展望こそよくないが、体を揺するほど激しい凸凹もあり、クロカンらしい走りができて納得のいく林道。

 瀞川氷ノ山林道   <さすがに長い林道>
なんと言っても長いダートを繋ぐ林道と言えば、瀞川氷ノ山林道だろう。
国道29号線から、茅葺で山菜料理が名物の“やまめ茶屋”を15時20分に通過。写真を撮りながら氷ノ山(1510m)をかすめてハチ高原に着き、ガソリン給油の為、村岡町に降りて、再度、鉢伏山(1221m)にある林道を目指して、ハチ北高原に着いたのは18時を過ぎ。これでも、林道全体から言うと3分2ほどだ。
林道内では、「熊、出没!」「熊に注意!」の看板をよく見かけ、一人で林道内で野宿(車内ではあるが)は避けることにした。日が落ちて暗くなる前に、残りの瀞川氷ノ山林道の入り口だけ見つけておいた。
前半は、広葉樹が多く、秋には紅葉がすごく綺麗だろうな。ハチ高原あたりは、スキー場があり、林道もその周辺は舗装化されてダートは途切れる。
  
今回も電脳ジムニーとして、車のGPSとノートパソコンのGPSを装備している。
その情報では標高を950m−1000mをアップダウンしならが走る。
直線の長いのも特徴的な林道だ。



標高900m付近に蝶々を発見。
蝶図鑑で調べたら、「アサギマダラ」という。
濃茶色地に青い斑紋があり、その青い部分が半透明。
本州、九州、四国で見られるマダラ蝶の仲間。
あまり羽ばたかなずにフワフワと優雅に飛ぶ。
しかし、マーキング調査では数百キロも飛ぶという。

 根知遠藤林道   <行き止りの林道だが、気持ち良い>

国道482号から岡山県に入っての上斎原村から倉見温泉を繋ぐ林道だが、長い間拡張工事をしているようだ。上斎原村から峠までには、四分の三は2車線の舗装道路となっている。
普段は峠付近から通してもらえるかどうか心配だ。今回はお盆とあって、工事作業はしていなかった。
この峠の手前を右にダートがある。古びた看板「通行止」。ダートの道に誘われて入ってしまた。
フラットで走り易いダートで気持ちいい。植林や木を切り出すための林道のようだ。
それにしては、道が綺麗で、景色を堪能しながら走れる。最後は道が消えていた。
  
3kmほどのダートには、通り抜けできないという残念な気持ちより、走れて良かったという心地よい林道だった。



この倉見温泉側は、普段は通れないかも。
私は作業車が走る道を下って抜け、最後は橋をかけている現場に出てしまった。

 走り繋いだ10本の林道
(((1日目)))
まず、兵庫県夢前の雪彦山(新潟の弥彦山、福岡の英彦山と並ぶ日本三彦山)の東側を走る〜@雪彦峰山林道(約19Km)〜坂の辻峠〜A林道・峰山太田池線(約14Km)(峰山広域基峰林道)の途中、砥峰高原に電線配線工事で出れず、長谷ダムに回り一宮町にでる。県道521号線をひたすら北上し、B志倉道谷林道〜国道29号線に出て、やまめ茶屋からC瀞川氷ノ山林道〜ハチ高原〜ハチ北高原〜スキー場の駐車場で車泊〜

(((2日目)))
C瀞川氷ノ山林道(鉢伏山1221m)〜瀞川山(1039m)〜村岡町〜一二峠(ほいとうげ)美方町R482を南下〜D桑ケ仙林道(小代渓谷)〜峠〜和桜町〜E東因幡林道(入り口ゲートありは知れない)〜R482を南下〜R29船岡町〜林道発見 F大滝林道―最後に道が無い〜引き返る〜R482を南下〜佐治村〜辰巳峠〜上斎原村〜G根知遠藤林道〜峠〜H無名林道(3Km)(だが行き止り看板がある)〜引き返す〜峠に戻る 〜根知遠藤林道 (普通の日は工事をしていたら通れないかも)
I倉見温泉当たりの林道(何本も入り口がありどれかわからない)

従来通りのベッド長を確保しつつ、荷物の出し入れを車外に出ずに行うために、ベッドの天板を半分にし、運転席の後ろ側のベッドを取り去った。 走行中にう荷物の転落を防ぐため、ベッド後部にパイプを装着。ボデイーとパイプの間にゴムを渡して荷物を縛る。 左右に渡す梁は、運転席側を取り去り、後部は残した。前部は梁の位置を下げ、L金具で補強。 ゴムを止めるボディー側は、窓の保護棒を利用。廃品利用で2本に増設し、保護効果も高まった。 向かって左下部に救急道具(牽引ロープ、ブースターケーブル、予備燃料等)や食事道具、ランプ類などを収める。 ベッドを組み立てたまま走行できるようになった。この状態で3段の棚が出来たことになり、ベッド上にパソコンや地図、カメラのレンズなどを置いて走行できる。 ベッド上に置いた荷物が走行中に滑って運転側に落ちるのを防ぐため、幅木を装着。些細なことだが、その効果は絶大だった。 太陽が沈むに従って、海面から橋脚が紅く染まる。瀬戸内海の島々が霞み赤と黒のコントラストがなんとも綺麗だ。 松林大利明林道(野村町)。林道はフラットで、路面も走りやすかった。 佐田岬を去る時にふと振り返ると朝靄が海に向かって浮遊していた。 牛ノ峯林道(双海町):愛媛県、双海町の牛の峯(標高896m)と内子町にまたがる林道。行き止まりで、向きを変えた。 佐田岬物産センター「三崎猟師物語り」三崎漁協直営店。アワビ、サザエ、、伊勢海老等が生きたまま販売されている。 サザエのつぼ焼きの横で、伊勢海老を焼いていると、気になってしょうがない。つぼ焼きでは、日本酒と醤油を少しいれる。 刺身にした伊勢海老を味噌汁にした。狸組のツーリングでは伊勢海老をがメニューになったのは始めてだろう。 標高1,485mの天狗峰を最高峰に25kmにわたって広がる、日本三大カルストのひとつ。北には石鎚連峰、南には室戸岬や太平洋を一望できる視界360度の見渡す限りの大パノラマ。天狗高原の緑の牧草に白い石灰岩の風景の中で牛がのんびりと草を食べる姿を見ていると・・・。 亀の井(うどん屋)。みんなのリクエスト通り、美味しいうどん屋さんにお連れしました。みんな「しょうゆうどん」を注文し、替え玉を注文していた。 今回のツーリングに参加した広島の仲間、「狸組」の面々。中央の白いジムニーJA11が私・岡村の愛車です。 愛媛県今治市と大島を結ぶしまなみ海道の来島海峡大橋に沈む夕陽。撮影場所は大島の「亀老山」展望台。 本文下の(説明 2)、お読みください。 本文下の(説明 3)、お読みください。 本文下の(説明 4)、お読みください。 本文下の(説明 5)、お読みください。 本文下の(説明 1)をお読みください。 地図を見ているのは、今年高校1年生の我が家の長女、好恵です。娘も、時々私の趣味の写真撮影に付いてきます。 私の愛車、ジムニーJA11の車内灯は、何と運転席側のBピラー上にタバコの半分大のものあひとつついているだけ。これでは、夜の暗がりの中で、地図もまともに見れません。 車線変更ラクラクミラーM2Voi  M2は、ワイドタイプのミラーとしても使えるし、1/3だけ別角度に向けて、サブミラーとして使うこともできる。左ハンドルの車にも対応できる。 M2ミラーを裏からみた図。ボールジョイントを使って、サブミラーが自由に動かせるようになっている。詳しくは、ケイズコーポレーションのホームページ「http://keizu-corp.com/pc/」をみて欲しい。 (説明 1) (説明 2) (説明 3) M2サブミラーを助手席窓に合わせると、左上の図のCの位置のクルマがこのように見える。 本来、Cの位置のクルマは、このように振り返って目視しないと見ることができない。 Aの位置の車は、M2サブミラーでは見えないが、Bの位置では、とてもよく分かる。ただし実際は、ヘッドレストがもっと大映しになってしまい、ちょっと見づらくなる。 M2ミラー装着前の状態。ワイド型ミラーをつけていた。左サイドの純正ミラーも、たいした視線移動なしに、フロントウインドゥ越しに見ることのできるもので、気に入っている。 中古のエアコンユニットを探していたら、折良く部品取り用のクルマが手に入った。こちらも前部衝突の事故車だったが、運良くエアコンユニットは無事。被害は及んでいなかった。 ●本文の終わりに説明● ジムニーJA11のエアコンユニット  これが部品取り車から取り外したエアコンユニット。クーリングファンの下にあるのがコンデンサー。細いフィンと冷媒の通る管からなる構造はラジエターに極似している。実はエバポレーター内部のこれとよく似た構造なのだ。 部品取り車のエアコンユニットの取り外し作業をする私。難しいところはプロに手伝ってもらった。 年式によって構成パーツが異なる  上が平成4年式、下が平成6年式ジムニーのリキッドタンク部。冷媒も違うが、使用するパーツも微妙に異なっていたため、丸ごと交換することにした。 オゾン層を破壊しない冷媒  右が古い冷媒。左がオゾン層を破壊しないと言われる新しい冷媒(HFC134a)。どちらも詰め替え用ガスとして入手できる。内容量は200g。 エアコンの不調の原因はココ  この部分、黒く汚れているのがおわかりいただけるだろか。衝突の影響だと思うが、コンデンサー下部が壊れ、パイプから冷媒が漏れていた。 エバポレーターについてホコリ取りは大変だった! @エバポレーター上部の樹脂製カバーを外した状態。フィンにホコリが・・・。 Aホコリを取るのに様々な方法を試したが、結局この方法が有効だった。 B集めたホコリ。どうです。63000km走行でこの量。ゾットします。 C最後に、洗浄液(速乾性タイプ)をシュ〜と万遍なく吹きかけて終了。 秘密基地のできるまで@ 本邸裏手、ガレージ予定地の整地。経費を浮かせるため、ユンボとダンプを借りて自分で作業した。 秘密基地のできるまでA 道路とツライチになるまで掘り下げた。これは1階のガレージにクルマを入れやすくするための措置。 秘密基地のできるまでB ガレージの基礎を打ち、木製の柱を組み立てたところ。2階建てで、上下とも各31uの広さにした。 秘密基地のできるまでC 完成!!ガレージにはシャッターを取り付け、外気をシャットアウトできるようにした。2階も窓付きとした。 1階のガレージにはクルマやバイクを収納。胴体部がコンテナになったサンダーバード2号よろしく、キャンプ道具を積んだジムニーが待機している。 秘密基地の司令部となる2階の部屋。サンダ-バードでいうなら「多機能宇宙ステーション」。ネットを通じ、あらゆる情報が入手できる。 壁には、予備の燃料タンクやグリル、ラジエター、エアクリナー等も吊ってある。 LJ20のウィンカーやライトなど、バラバラにしたパーツを箱に入れて保管している。 スチール棚を3組並べ、ジムニー(LJ20)の予備エンジン2基、ミッション1基、トランスファー1基などを保管してある。 2階は、私の「趣味の宝物」がある。回転椅子360度回転せば、それらはいつでも手に取ることができる。また、ここは情報を集め、整理し、次の遊びをいかに楽しくするかを作戦する部屋でもある。写真の自転車も、サンダーバードメカのごとくいつでも出動可能なのだ。 岡村博文(広島県)  四駆とカメラ、ツーリングと温泉、そして旬の海鮮モノが大好きなエリアレポーター。愛車はジムニーLJ20とJA11。 最初はリアの荷台に蓋がわりの板を渡し、ボディー同色にカラーリングしていた。 荷台に渡す板は収納時のことを考えて板はこのように2枚に分割可能とした。 分割式とした2枚の板は金具で連結するようになっている。 愛犬ログを乗せるスペースを作った。脱落防止の柵は、長男の使っていたベッドの手すりを加工して作った。ログもなかなか気に入ったようで、手すりにアゴを乗せたりしてリラックスしながら乗っている。 1999年に行った紀伊半島・十津川ツーリングにて。たぬき組の中には古いジムニーを愛する者が多い。 助手席から荷台にかけてベッド板を設置したが、荷台の上にまたがるバーが曲者だった。このバーのおかげで寝返りがうてず難儀した。 助手席を外した場所には荷台と同じ高さになるように木製フレームを設置し、その上に板を渡した。 助手席後ろに取り付けてあったスペアタイヤは、このように荷台に渡した板の上に固定してみた。 LJ20用オリジナル幌・最新バージョン   LJ20に乗る友人が先に作った幌を参考に、自分のアイデアを盛り込んで設計した最新版のオリジナル幌。幌の取り付けや取り外しの時間が短く、ドアも脱着できる。いろんな状況に対応可能で、個人的にかなり気に入っている。製作は近 ミシンを使って自分で縫った初代幌。堀ドアはボロボロだった純正幌を修理したもの。 幌ドアを取り外せばビキニトップ仕様に・・・   新型幌もビキニトップ形状。ドアを取ればかなり爽快だ。 幌側面にも工夫がある・・・   幌側面は純正幌骨に結びつける。幌の横幅に余裕があり、雨滴が進入しづらくなった。 透明フィルムの取り付け・・・   リアの透明フィルムは、このように紐を使って、純正の幌骨にくくり付けるようになっている。 折り畳めばコンパクト・・・   幌も幌ドアも外して折り畳んでしまえばこんなコンパクトになる。収納性は純正の比ではない。 透明ビニールで密閉・・・   雨の日、寒い日は透明なビニールシートで後ろ側の空間を遮断する。 これがテント屋に頼んで新たに造り起こしてもらったオリジナル幌。使い勝手は素晴らしくよくなった。 風通しをよくしたい時は、このようにハーフドア仕様になる。 幌と幌ドアの密閉性が向上し、キャビンは雨漏りしなくなった。 幌ドアはこのようにジャンパーを使って開閉するようにした。乗り降りは多少面倒になったが、全体の密閉性が向上した。 トランスファーギヤが折れ、グチャグチャに・・・   図はLJ20のトランスファーギヤ。走行中に四輪ロックした事故の後にバラしてみると、ギヤが折れ、ギヤボックス内がグチャグチャになっていた。左図中、グレーに着色してあるのがトランスファー周りで交換した部品。オ 写真はトランスミッションのハウジング。ニコイチでパーツを揃えるなどして整備した。 こちらもトランスミッションのシャフトとギヤ。サードギヤまわりでは、新品の純正部品が入手できないものもあった。 標高560mの高台にあるタヌキの城(ログハウス)。手作りのため、完成までに7年かかった。 1992年に水漏れしていたラジエター本体を修理。1993年にはサーモスタットと冷却水まわりのゴムホース、そしてゴムホースを止めるクランプ等を全て交換した。 LJ20−1型はもともとオリジナルは助手席のヘッドレストがない。これを探し続けていたのだが、偶然にも解体屋でお目当てのシートに出会うことができた。 バネがヘッタっていたので、バラして鉄の板を追加、フレームも塗装した。 前回に引き続き、我が愛車LJ20の10年間の足跡をご紹介します。「ジムニーは等身大のオモチャ」とはよく言ったもの。幌の作成に始まって荷台の蓋、愛犬用のスペースまで、クルマを様々にカスタマイズして楽しんでいます。いや〜ジムニーってホント、いいですね。 岡村博文(広島県)  四駆とカメラ、ツーリングと温泉、そして旬の海鮮モノが大好きなエリアレポーター。愛車はジムニーLJ20とJA11. 写真上段:自作幌&ハーフドアを装着した愛車で砂浜を駆ける私。若い!写真下段:ハーフドアはビニール製。このように座席側面のバーにスナップボタンで取り付ける。車体にも同じバタンを付け、バタ付きを防止した。 自作の初代ビキニトップ(左)と外注の二代目ビキニットップ(右)   左が自作幌(ビキニトップ)。ビニールとナイロン布で3層構造にして、ミシンを使って自分で縫った力作だ。ボロボロの純正ドアは、1回糸を抜いて、同じ穴に糸を通して補修した。 安全のために後付けしたロールバー。助手席に座っているのは10歳当時の息子・康弘(現17歳)です。 別表で下記に説明 純正ホックで簡単脱着:自作の幌には純正同様スナップピンを付け、脱着が容易に行えるようにした。ミシン縫いの苦労の跡、見えます? エンジンも換装した:電装パーツ類も少なく、エンジンの積み下ろしから組み立てまで、さほど困ることはなかった。 ミッションの脱着作業は知人の自動車整備業者のピットを借りて行った。 クラッチ板、クラッチカバー、フライホイール等をバラして具合を確認した。 左が古いクラッチ板。磨耗していたので交換した。右が新品のクラッチ板だ。

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2002/01/03よりカウト